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間違いを恥じない夕立のように。

間違いを恥じない夕立のように。_c0060254_1013830.jpg「間違いを恥じない夕立のように…」。
この一節が頭のなかを
ぐるぐるとまわっています。
「スタースター・バカンス!!」
メニュー表に書かれていた、
とあるデザートを説明することば。
併設「パーラー・雨」の商品説明も
いちいち変わっていて(称讃のつもり)、
刺激的でした。
このところ、数年前のわたしは、学生の頃のわたしは、
読書感想文を毎週書いていた小学生の頃のわたしは、
どんな文章を書いていたのだろうと思いだしてみようとしていました。
その時、自分を取り巻いていたものについても。
うまくは思い出せないものの、
今よりも、一歩ひいた視点からモノゴトをながめていたような。
そして、もっと自由だったような。
なぜかそんなことを思い出させてくれるお店でした。

間違いを恥じない夕立のように。_c0060254_1015693.jpg「うちの店に置いているのは、古いもの。
 あやしいもの。おもしろいもの」
と愉しげにおっしゃっていたのは
昔きものとおもしろ雑貨の店
「時代屋 かなすけ」の店主。
ちょっと風変わりな考え方を
されている片鱗が見えて、愉快。
でも話していると、彼女が人間というのものを
とても信頼しているということが伝わってくるようで、
そのことがわたしを心強くしてくれました。
人が生きていくということは、
自分以外の人との関係性のなかで
生きていくということであり、
悲喜こもごもあるけれど、
こんな出会いのひとつひとつが
人を底から支えていくのだろうなぁと、大仰に考えめぐらせてみたり。
生きていくということは、きっと、つながっていくということ。
by u-wakaroku | 2006-06-04 10:06 | 沖縄小箱


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